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Q&A
DIY <合板 について>

question 合板とはどんなものですか?

合板は、一定の厚さにした単板を3枚以上、 奇数枚を繊維方向(木目方向)に交差するように積み重ねて 接着剤で貼り合わせて1枚の板にしたものです。 縮みや反り、割れなどに強いという特徴があり、 高温多湿な日本の風土に順応した木材です。



question 合板は、どんな場所で使われますか?

合板は多岐にわたり、 私たちの日常生活のいたるところに使われています。 生活に密着した基礎資材で 建築土木用、建具用、家具用など、種類も用途もさまざまです。



question 合板は接着剤の種類によって「タイプ1」とか「タイプ2」とかの区別があると 聞いたことがあります。どんな違いがありますか?


JAS(日本農林規格)では、合板を、使用する接着剤の耐水性により、以下のように分類しています。
1. タイプ1(1類合板ともいいます。)は、「完全耐水合板」と呼び、 屋外や長時間湿潤状態の場所で使用可能として分類されています。 主な用途は、外壁・野地板・浴室や台所の下地・コンクリートの型枠等です。
また、
2. タイプ2(2類合板ともいいます。)は、「高度耐水合板」と呼び、 屋内中心で、多少の湿潤状態での使用に適する分類です。 主な用途は、天井材・内装材・内装ドア・木工家具等の基材として使われています。
※3類合板は、現在では殆ど使用されていません。



question 合板は、どんな種類がありますか?


合板はラワン合板、OSB合板など、以下のような種類があります。
参考にしてください。

名称

用途

ラワン合板

広い用途が便利な、合板の定番です。 タイプ1(完全耐水合板)とタイプ2(高度耐水合板)があり、 タイプ1は屋外や水のかかる場所でも安心して使えますが、 必ず塗装する必要があり、 タイプ2は割安で、水のかからない場所での使用に適しています。 建材や屋外の工作物(屋外はタイプ1)に広く使われています。

シナ合板

芯材はラワン合板と同じですが、 表の板にシナの単板を貼っていますので、 見た目にもきれいでキメが細かく、 塗装しても美しく仕上がります。 内装材やキャビネットに使用します。

コンクリート用型枠合板

コンパネと呼ばれています。 1類合板(完全耐水合板)のうち厚さ12ミリ以上のもので、 表面が未仕上げのラワン合板です。 コンクリート(生コン)を打ち込むときの型枠として使用します。

構造用合板

完全耐水合板としての接着剤が使用されており、 長期に渡って性能が変わらないように作られています。 2×4(ツーバイフォー)工法の屋根、壁、床下張りなど、 構造耐力上、主要な部分や床下地、屋根下地、 2×4工法でのラス下地などの下地材として使われています。

難燃合板

1類合板、2類合板に難燃性薬液を浸透させ、燃えにくくした合板です。 公的な建物、劇場、デパートや展示会場など大衆の集まる場所 (建築基準法、消防法で義務付けられている所)や、一般家庭では、 火を使う台所などに使われています。

防炎合板

防火対象建築物の中で使われる合板です。 消防法の制限に合致する舞台装置、 展示会等の大道具や設備などに使用されます。

有孔合板

ドリルやパンチの可能な機械で、 合板に多数の孔を開けた合板で、 装飾と吸音効果を上げる内装用合板です。

OSB合板

オリエンテッド・ストランド・ボードの略称で、 「圧縮した木片の板」という意味です。 原木丸太からつくった薄い木片をワックス、接着剤と混ぜ合わせ、 表面と内部の層が直行するようにして、 高温高圧で硬化させパネル状にしたものです。 屋根下地、壁下地などに使用します。

化粧合板

普通合板の表面に天然木模様を直接プリントし、 表面を樹脂塗装するか、印刷した化粧紙を貼り合せて、 表面を樹脂加工したもので家具の表面化粧材などに使われています。

針葉樹合板

環境保護の為、再生持続的生産の容易な針葉樹 (ラジアータパイン・米松・カラマツ等)を材料としたもので、 ラワン合板からの転換を進めています。 針葉樹のみの単板で構成される合板には、 特徴として見事な年輪があり、反り、ねじれの現象が出やすいため、 従来から使用されてきた「熱帯材のラワン材」と「針葉樹材」とを組み合わせ、 この欠点の発生を少なくすることができる複合合板も考案されています。 構造・型枠用、木目を生かした内装材としても使用できます。

石膏ボード

2枚の厚紙の間に石膏をサンドイッチした成型板です。 耐火性に優れ、厚さ・紙質によって不燃・準不燃があります。 衝撃に弱く、欠け易いです。間柱のない所では釘がききません。

天然木化粧合板(ツキ板合板)

普通合板の表面に、高級天然木を薄くスライスしたツキ板を貼ったものです。 和室天井材、洋間の壁材、床材などに使われています。

ランバーコア合板

小割材を接着して並べ、広幅の芯板を作って芯板に直交して補助芯単板を貼り、 その上に芯板と平行して表裏に単板を貼ったものです。 保湿・断熱性に優れ、小口もしっかりしています。 狂いが少ないのが特徴です。テーブルや机の天板、 丁番を取り付ける部分に使われています。

パーティクルボード
コア合板

木材を細かくし、接着剤を加えて熱プレス加工し、 板状にしたパーティクルボードを芯材にしたものです。 狂い、変形がなく、虫害や腐食の心配が少なく、 また断熱・遮音性があります。 カウンター、テーブルトップの材、棚板の芯材として使われています。

軽量合板

合板を軽量化したもので、断熱効果があります。 芯材にはペーパハニカム・ポリウレタン・ポリスチロールなどが使われています。 内装用ドア、間仕切り用、などに使われています。



question 「合板」の寸法の標準規格を教えてください。

合板の、主な規格は以下の3通りです。
1. 910mm×1,820mm(3尺×6尺、通称サブロク)
2. 610mm×2,440mm(2尺×8尺、通称ニハチ)
3. 1,220mm×2,440mm(4尺×8尺、通称シハチ)
参考)  1尺=約30.38cm



question 針葉樹合板は環境に優しいといいますが、どうしてですか?

従来、合板の原木にはラワン材などの熱帯性広葉樹が、 主に用いられてきましたが、 現在は伐採制限の時を迎えています、 そこで針葉樹なら、植林によって再生持続生産、 安定供給の確保がし易くなります。



question 内装仕上げ用合板の中に「F☆☆☆☆」と表示されているものがありますが、 これはどういう意味ですか?


シックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げるため、 建築物の使用する接着剤等を規制する改正建築基準法により、 建材や塗料、接着剤は、 下記の図のように☆の数で区分されており、 ☆の数が多いほど、シックハウスの原因となる物質が少なくなります。

参考図

建材・塗料・接着剤

含有可能性のあるVOC

建材・塗料・接着剤

含有可能性のあるVOC

合板・パティクルボード・MDF

ホルムアルデヒド(接着剤)

アルキド樹脂塗料

キシレン

断熱材(グラスウール)

ホルムアルデヒド(接着剤)

アクリル樹脂塗料

キシレン

複合フローリング

ホルムアルデヒド(接着剤)

油性ニス

トルエン・キシレン

ビニル壁紙

ホルムアルデヒド(接着剤)

壁紙施工用でんぷん系接着剤

ホルムアルデヒド

防蟻剤(木部処理・土壌処理剤)

有機リン系・ピレスロイド系殺虫剤

木工用接着剤

可塑剤

木材保存剤(現場施工用)

有機リン系・ピレスロイド系殺虫剤

エポキシ樹脂系接着剤

キシレン・可塑剤

油性ペイント

キシレン

ポリウレタン(溶剤)系接着剤

トルエン・キシレン

VOC(揮発性有機化合物)

新記号

平均値(mg/l)

最大値(mg/l)

建築材料としての規制区分

内装に使える制限のランク

放散量少ない

F☆☆☆☆

0.3以下

0.4以下

建築基準法の規制対象外

制限無しに使える。

F☆☆☆

0.5以下

0.7以下

第3種ホルムアル−発散建築材料

使用面積を制限される。

F☆☆

1.5以下

2.1以下

第2種ホルムアル−発散建築材料

放散量多い

F☆又は表示無し

第1種ホルムアル−発散建築材料

使用禁止



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